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HOUSE T(2025年9月着工予定)
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湖側から湖風、山側から南東風が吹き抜ける、35年前に宅地造成され築年数が似通う家屋が並ぶ住宅地に建つ。
70代の夫婦が暮らし、子世帯家族や地域住民が集まっても寛容である住まいを期待された。
敷地南東に大きく庭園を設け、建物は庭園をぐるりと囲うように円弧状に配置した。
庭園に接する縁側を軸とした動線計画とし、庭園を中心にして軒下、濡れ縁、広縁、居室へと放射状につながる。庭園に面して全面ガラス貼りとすることで、どこでも庭園の景色を楽しむことができる。季節の移り変わり、気候や時間の変化も暮らしそのものとして扱いたいと考えた。
住人が高齢であることから、年間を通じて温熱体感にストレスなく過ごせる室内環境をめざした。庭園に対する開放性と室内温熱の安定性を両立させるため、環境解析を行い、高断熱仕様とする。さらに熱容量の高い版築壁を内部に設けることで、外気温の変化に対して緩やかに反応し、安定した室内環境を提供する
設計:川島裕一建築設計事務所
■プロジェクト名
HOUSE T
■主要用途
住宅
■建設予定地
滋賀県
■主要構造形式
木造
■建築面積
202.91㎡
■延床面積
228.17㎡
■工事予定期間
2025年9月〜2026年4月
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